Catalyst3850におけるHSRPのTimerについて
HSRPによる冗長構成を実施する際に、障害検知と切り替わりを迅速にするためにHSRPのTimerをデフォルト値から変更することはよくあることだと思います。
しかし、Catalyst3850シリーズにおいてShort TimerにすることでMacFlappingが起こり両Actになる場合があります。
下記ページによると以下の設定をしていると本事象が発生するようです。
#standby 1 timers 1 3
本問題に対する現時点の恒久対処は存在せず、CSCuz98375にてshort timerを設定している場合のコントロールパケットの取り扱い機能が強化されていますが、不具合修正というより機能強化の位置づけのため、short timerの動作を保証するものではないようです。
また、以下のようにCiscoの公式ページを見るとhold timerを4秒未満にすることは推奨していないようです。