ネットワークエンジニアの備忘録

トラブルや気になった点をメモしておきます。

Cisco EEMについて

CiscoのEEM(Embedded Event Manager)機能を使うことで、特定のイベント発生時に設定したアクションを実行してくれます。この機能を使うことで、TeraTermマクロ等で定期的にログ取得等を行っていた作業をNW機器で完結できます。本機能はipbaseから実行できるため、比較的安価なモデルで利用できます。

【EEMの設定】

以下のコマンドで設定できます。

SW(config)# event manager applet <event name>

新規EEMを設定します。

SW(config-applet)# event syslog pattern <"log name">

 syslogにxxxxと表示されたときに以降に設定するコマンドを実行します。

SW(config-applet)# action 1.0 cli command <command>

 指定したコマンドを実行します。複数実行する場合は数値を1.0以降にし、

複数行記載してください。

 

【EEMの設定例】

以下は別途設定したSLAでicmp監視を行い、icmp監視に失敗するとSVI101をshutdownする設定を行っています。実行するコマンドはユーザexecモードで動作するため、実行したいコマンドのCLIモードまで移行することを忘れないようにしてください。

SW(config)# event manager applet EEM
SW(config-applet)# event syslog pattern "Up -> Down"
SW(config-applet)# action 1.0 cli command "enable"
SW(config-applet)# action 2.0 cli command "conf t"
SW(config-applet)# action 3.0 cli command "int vlan101"
SW(config-applet)# action 4.0 cli command "shutdown"

 

EEMは非常に便利な機能ですが、作成したEEMのロジックやパフォーマンスに関してはサポートの対象外となる可能性が高いです。商用環境への導入には動作確認はもちろんのこと、充分なデバックやパフォーマンス試験を行ってください。